鎧の飾り方
1. 櫃(ひつ)の前面に佩楯(はいたて)をたらします。そのとき、佩楯の上部の両端を櫃の中に入れ、上からふたをして押えます。櫃の上に鎧をのせ、左右の腕の曲り具合などに注意して形を整えます。このとき鎧の前後を間違えないようにしましょう。
2. 面頬(めんぼう)を芯木の上部にかけてつるします。このとき、面頬の位置が鎧の上にちょうどよくおさまるように、ひもの長さを調節します。
3. 毛履(けぐつ)に臑当(すねあて)を差込み、櫃の前に並べます。左右を間違えないようにしましょう。
4. 兜に鍬形(くわがた)、竜や獅子などの前立(まえたて)を差込み、芯木の上にかぶせます。鍬形の左右を間違えないようにしましょう。(兜によっては、前立のないものもあります。)
5. 最後に左右同形になるように、全体の形を整えます。