ひな〔雛〕

 鳥の雛のごとく小さい人形の意。
 古くはひひな、あるいはひいなといった。生まれたばかりの鳥の子がヒヒと鳴く、即ちヒヒナクのつまったのが語源という。昔から小さい物をあらわすのに、雛鳥、雛菊、雛型などという。