ほうこ〔這子・婢子〕

 平安時代(794〜1192年)からある小児の遊び物。はじめは天児と同様、小児の祓いの人形だった。
 首と胴は綿詰めの白絹、頭髪は黒糸、這う子にかたどってあるので、こう名付けられた。別名をお伽婢子ともいう。

ほうこ〔這子・婢子〕