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 五月人形同様、鯉のぼりも基本的には一人ひとりのものです。次男、三男の場合には、鯉を足していったらよいでしょう。「…大きな真鯉はお父さん、小さい緋鯉は子どもたち……」の歌のように、青い五月の空を水に見立て、カラフルな家族の鯉をたくさん泳がせる、このすばらしいアイデアこそ、端午の節句の象徴といえるでしょう。