木目込人形
衣裳着人形
頭・胴の製作(1-9)
頭・胴の製作(10-17)
着付・仕上げ(18-22)
衣裳着人形は、人形とは別に衣裳を作りそれを着付けたものです。通常頭と胴体とは別々に作成し、胴体が出来上がった後に頭を取付けて仕上げます。
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1.原形づくり
人形の構想がまとまったら、大きさ、顔の表情、髪型などを考えながら下絵を描き、それに基づいて桐材を彫り、頭の原形を作ります。
2.釜いけ
溶かした松ヤニを釜木(かまき)と呼ばれる木型に流し込み、雲母の粉をまぶした原形を押し当てて、女型(めがた)と呼ばれる凹型を作ります。 釜木は角材を刳り貫いて作ったもので、顔の部分と後頭部に分けて作ります。
3.生地づくり
生地づくり〜桐塑詰め
虫のつかない桐の木を粉末にし、これに正麩糊(しょうふのり)を良く混ぜ合わせて練り上げて桐塑(とうそ)と呼ばれる粘土状の素材を作ります。
4.桐塑詰め(生地押し)
2つに分かれた釜木の双方の型に、頭の中が空洞になるように、中央をへこませながら生地を型に押しつけます。中を空洞にするのは、頭を軽くし、乾燥を速め、狂いが生じないようにするためです。 生地を詰め終わったら、顔の部分と後頭部の部分の釜木の位置を合わせて重ね強く押し付け、ひとつの頭の形にします。頭の形になったら、生地を取り出し小刀で表面を滑らかに仕上げます。
5.乾燥
頭を乾燥室に入れて乾燥させます。
6.彫塑
乾燥後、生地表面のでこぼこを、やすりをかけて補正します。頭の場合、乾燥中ひずみが出たりすることが多いので、顔の形をよく見ながらきれいに修正します。
7.目入れ
目入れ
貝殻の内側を粉末にした、真っ白な胡粉(ごふん)を膠(にかわ)で練り餅状にします。この餅状のものを眼窩に詰め、その上にガラス製の目を置きます。 このとき、作ろうとする人形の表情を考え、左右の目の向きや位置がばらばらにならないようによく注意して目線を揃えます。
8.地塗り
胡粉(ごふん)を膠(にかわ)で練って餅状にしたものを湯に溶かし、頭全体に刷りこむようにして塗り、よく乾燥させます。
9.置上げ
置上げ
胡粉と膠を練り、地塗り用よりも濃度の高いクリーム状にします。 細い筆の先にこのクリームを取り、地塗りの済んだ頭の目、鼻、口、あごなど各部分の形を整えるように盛り上げます。この作業を置上げといいます。置上げをする部分によって胡粉の硬さを調整したり、量を加減したりしながら盛り上げます。これが人形の顔の表情のもととなります。
頭・胴の製作(1-9)
頭・胴の製作(10-17)
着付・仕上げ(18-22)
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