ひな人形の飾り方については、特別厳格な決まりがあるわけではなく、その時代、または地方によって、かなり違いが見られます。例えば京都地方では京都御所の天皇の位置にならい男雛を向かって右、女雛を左に飾りますが、東京ではふつうその逆に飾ります。 きれいに飾るには、まず中心をきめて左右バランスよく飾るのがコツです。又、各人形の目線も少しづつ中央を向けると人形が生きてきます。 ■親王の冠のつけ方 冠は頭のよい位置にのせて押さえながら、あごにひもを結びます。ひもは耳の前に来るようにしてください。この時、よく顔をよごしたりする事がありますので、やわらかい紙や布でおさえるなどご注意下さい。最後に纓(エイ)を冠のうしろの穴に差します。 ![]() ![]() ![]()
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